2024年02月03日

REDWING レッドウィングのソール交換してみませんか?

レッドウィングは、さまざまな種類のシューズを展開していますが、その中でも特に人気の高いラインやモデルを紹介しましょう。

  1. Heritageシリーズ: レッドウィングのHeritageシリーズは、ブランドの歴史や伝統に敬意を払いながら、クラシックなデザインを特徴としています。主にワークブーツやオックスフォードシューズなど、耐久性とスタイルを兼ね備えた革靴が含まれています。

  2. Workシリーズ: Workシリーズは、レッドウィングが作業用に開発したシューズやブーツを含みます。エンジニアブーツやレースアップのワークブーツなど、耐久性と安全性を重視したアイテムがラインナップされています。

  3. Iron Ranger: Iron Rangerは、Heritageシリーズの中でも特に人気の高いモデルです。クラシックなレースアップブーツで、ダブルレイヤーのトゥキャップやクラシックなスタイリングが特徴です。

  4. Beckman: Beckmanブーツは、ワークブーツのデザインをベースに、モダンなアップデートが加えられています。耐久性の高いレザー素材や快適な履き心地が魅力です。

  5. Blacksmith: Blacksmithは、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴のワークブーツです。丈夫な構造とクラシックなスタイルが人気です。

これらは一部の代表的なラインやモデルですが、レッドウィングはさまざまなコレクションを展開しており、それぞれのラインにはさらに様々なモデルが含まれています。

 

レッドウィングのエンジニアブーツは、その特有のデザインと機能性で知られています。主な特徴を以下に示します。

  1. スタイルとデザイン: エンジニアブーツは、特にモーターサイクルや作業用としてデザインされたブーツであり、その特徴的な外観が目を引きます。通常、ミッドカットからハイカットまでの長めのシャフトが特徴で、スタッドやストラップなどのアクセントが施されています。

  2. 耐久性と素材: レッドウィングのエンジニアブーツは、高品質の素材と丁寧な製造工程によって作られています。通常、厚手の牛革やオイルタンドレザーが使用され、耐久性があり長持ちすることが特徴です。また、耐油性や耐摩耗性が高いのも特徴の一つです。

  3. 快適性とフィット感: レッドウィングのブーツは、足の形に合わせて設計されており、履きこむほどにフィット感が向上します。また、クッション性のあるインソールや足首をサポートする構造が快適な履き心地を提供します。

  4. 機能性: エンジニアブーツは、その名が示す通りエンジニアや作業者向けに設計されたブーツです。そのため、安全性や耐久性に重点が置かれており、足の保護や安定性を確保するための機能が備わっています。例えば、鋼製のトウキャップや耐油性ソールなどが挙げられます。

これらの特徴により、レッドウィングのエンジニアブーツは、耐久性と機能性を兼ね備えた優れた作業用ブーツとして広く愛されています。

 

 

 

レッドウィングのエンジニアブーツは作りも強固でソールも耐久性があり、作業現場からバイク乗り、街歩きにと幅広い方が愛用しています。

ホワイトソールのタイプはミッドソールが縫い付けられ白いアウトソールがボンド接着で取り付けられています。ソールの交換は概ね難しくないですが、劣化が進んでいるとソールの分解にかなり手間取ったり、ミッドソールが割れたりすることもありますので少し早めに交換することをおすすめいたします。

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ベックマンはスタイリッシュでタウンユースにも多く愛用されスーツにも似合う稀有なエンジニアブーツです。ただ、古いモデルはハーフソールラバーが塩ビ系のため加水分解して割れたり、ネチャネチャしたりして歩けなくなってしまいます

こうなってしまった場合は、2つの選択肢があります。一つはソール自体を全部交換してしまうということです

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本革のソールも取り除き、Vibram#430ソールアンドヒールで交換した例です。この場合は予算的に少し交換になりますが、今後は一般的なオールソール修理での対応が可能になります。また、ブロックヒールは独立していますのでヒールのみ交換で延命も可能です。

もう一つは加水分解したハーフソールラバーのみ交換する方法です。

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Vibram#2333を使って張り直して出し縫いを施したものです。本革ソールに不具合がなければある程度予算を抑えて元のようなイメージデザインで修理することが可能です。

エンジニアのロングブーツ ペコスブーツです。この方はバイク乗りでヒールが独立しているとシフトチェンジがうまく出来ないことがあるため、ウェッジ系のソールに交換してほしいとのご要望です。

レッドウィング用のウェッジソール交換用のソールの定番はやはりVibram#4014白です。

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ただし、ヒール有りに比べてウェッジソールのヒールは厚みが薄いためかかとが低くなってしまいます。歩きやすさは向上しますが違和感が感じられる場合もあり、高さ補正をしてオリジナルに近い高さを出してほしいというご希望もあります。

こちらは一般的なショートタイプのエンジニアブーツです。ホワイトソールが取り付けてあります。

このソールを交換するに当たってウェッジソールではなく、かかと有りなVibram#1136にできないかというカスタム相談です。

Vibram#1136のヒールはあまり高く作られていないためそのまま取り付けても大きな違和感は無いものと思います。

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ミッドソールも劣化が見られたので交換して縫直し、白いラインを強調させるようにより白い合成ゴムのミッドソールにしてあります

レッドウィングにはスーパーソールというウレタン系の一体型ソールがあります。このモデルは保管状態が良くないと加水分解を起こしてボロボロになります。割れたりネチャネチャしたりします。ただ、他のモデルのように簡単にソール交換が出来ない構造のためかなり難易度が高いです

加水分解したスーパーソールの実例です。手で触るだけでどんどん崩れていきます。できるだけソール部分を取り除き樹脂製のウェルトにミッドソールを出し縫いしてVibram#947で仕上げた例です。スーパーソールはウレタンなので軽いソールがイメージされます。ブロックパターンもイメージが近いですね。

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