エンジニアブーツ
2016年06月10日

HAWKINS ホーキンスの紳士エンジニアブーツです。オールソール修理 #700にて

ホーキンスの紳士エンジニアブーツです。履きこんでいらっしゃいます。DSC05113

HAWKINSのロゴが辛うじて読み取れるくらい削れています。DSC05114

ブロックパターンも消えかかっています。縫い付けも切れていますね。DSC05115

まずはヒールの分解から。この釘の多さには閉口します。DSC05116

このプラヒールは再利用します。修理部品では手に入りません。貫通させた釘が痛々しい。DSC05117

ソールは縫い糸を切って剥がします。ミッドソールに痛みはないようです。珍しく本革のミッドソールです。DSC05118

ソールを貼り付けて、出し縫いしていきます。ランディスという出し縫いミシンです。DSC05136

結構際を縫っています。DSC05137

通常、かかと部分は通しの釘を打っていますが、当店ではマッケイミシンで縫い付けちゃってます。荒業ですみません。こっちのほうが強度が出るのでご理解ください。DSC05138

元々ついていたプラヒールを挟んでトップのゴムを取り付けます。DSC05158

裏から見た感じはこうです。DSC05157

磨いてみましたが、光沢までは難しい状態でしたね。またガシガシ履いて下さいね。DSC05159

13500円+消費税です。

いずみ靴店(革研究所倉敷店)

 

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