クラークス　ナタリー　ソールの生ゴムがネチョネチョ　ソール交換します

クラークス　ナタリーです。ソールの生ゴムがネチョネチョでイケてない状態です。

ただこの生ゴムのソールはつま先とカカトに捲り上げるように張り付いているデザインなため、取ってしまうと接着剤跡がどうしても残り綺麗ではありません。

つま先の生ゴムはドロドロ

とりあえず、ソールを剥がしていきます。

何とお客様の手で無理やりに縫い合わせてありますね。この厚みを縫うのは苦労があったことでしょう。

こんな感じに分解できました

この縫い糸は一般家庭に有るものではないのできっと以前修理屋さんで縫い合わせたものと思われます。

開いたところを、八方ミシンで縫い合わせます

縫い合わせ完了です。さて下準備は出来ました、ここからが本格的な修理です。

生ゴムがまくり上がっていた部分は革を縫い付けて整えます

革のミッドソールを貼り付けます。

マッケイミシンで縫い付けますと

きっちり強度が出て安心ですね。靴の周囲の形に沿うとこんな感じに縫い付けになります。

Vibram＃2668にて仕上げました。

まくり上げという感じでななくなりましたのでやわらかなイメージではなくなり、カチッとした靴って感じですね

つま先も違和感無いですね。

今度からはソール交換のみで修理大丈夫です。

14000円＋消費税です。

いずみ靴店（革研究所倉敷店）