靴修理
2024年04月22日

広島県 S様 Timberland ティンバーランドフィールドブーツ オールソール修理 マッケイ縫い Vibram#1136

ティンバーランドフィールドブーツです。ソールの特性で熱で伸びたため、ソールが剥がれています。再接着して削り込んでという対応もできますが、ソールの素材特性もあり、また剥がれが生じる可能性が高く、これを機会にオールソール修理することになりました。

EVAスポンジのミッドソールを縫い付け、Vibram#1136のベージュ色で仕上げました。今回はあえて黒色のウェルトを使い、イメージがオリジナルに近づくようにしてみました。

  • STEP.01

    ソールを分解します

    ソール剥がれもあり、かかと部分も削れが進んでいます。

    ミッドソール部分はボンド接着ですが、かなり強固に張り付いています。

    余談ですが、チャンクという骨になる金属製の部品ですが、左右の太さが違います。こんなんありですかね。

     

  • STEP.02

    EVAスポンジのミッドソールを縫い付けます

    オリジナルは靴本体に直接ボンド接着でしたが、当店ではミッドソールは縫い付けることを基本にしています。その方が強度が上がり、長持ちするのは間違いないですから。

  • STEP.03

    Vibram#1136ベージュで仕上げます

    Vibram#1136ベージュで仕上げます。オリジナルはもう少し暗い飴色ですが、当店のラインナップにはないためこちらで対応しました。

    黒いウェルトがオリジナルに近いイメージのポイントになっています

 

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